LIFE!
原題:The Secret Life of Walter Mitty 2013年 アメリカ 114分
出演:ベン・スティラー、ショーン・ペン、クリステン・ウィグ、シャーリー・マクレーン、アダム・スコット、パットン・オズワルト、キャスリン・ハーン
ストーリー・概要(映画.comより)
ジェームズ・サーバーの短編小説をノーマン・Z・マクロード監督、ダニー・ケイ主演で映画化した「虹を掴む男」(1947)を、ベン・スティラーの監督・主演で新たに映画化。1936年の創刊から2007年に休刊されるまで、世界で幅広く読まれたアメリカのグラフ誌「LIFE」の写真管理部で働く臆病で不器用な男が、人生変える波乱万丈の旅に出る姿を描く。LIFE誌の写真管理者として毎日地下鉄に乗って通勤し、変化のない日々を過ごすウォルター・ミティ。彼の唯一の楽しみは、むなしい現実から逃避する刺激に満ちた空想をすることだった。そんなある日、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気付いたウォルターは、カメラマンを探すため一大決心をして一歩を踏み出す。
世界へ飛び出せ!
良い作品じゃん!と素直に思いました。
良いじゃん、ベン!と言いたくなりました(上から目線)。
何でしょう、見終えた後のこの清々しい気分。
思うに、ヘリコプターに飛び乗ったり、だだっ広い道をスケボーで滑走したり、見ていて「うわ、気持ちいい〜!」と感じるシーンが多いんですよね。
そしてそういう気持ちいいシーンの時に抜群に気持ちいい楽曲が流れるという!
(特にスケボー滑走シーンでは大好きなof MONSTERS and menが流れてテンションMAXに)
ウォルターの妄想が現実化する場面も大胆で面白い。
全体的にダイナミックかつ爽快な印象。
一時期、「自分探しなんて何か意味あるの?」とひねくれた考えを持っていた私でしたが、
この作品を観てやっぱり自分はとんだひねくれ者だったと思い直しました。
探すも探さぬも、自分の好きにすればいいんだよね、きっと。
とにかく何かアクションを起こすことの大切さがひしひしと伝わってきました。
ただ、あれだけ探し求めていたネガの内容は、個人的にあまりピンときませんでした。
いや、良い話だとは思うんですが。「あ、そういうオチ…?」みたいな。
違う方向に期待を持ち過ぎてしまったかな。