Smokeblue Theater

映画の備忘録

クロエ

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原題:Chloe 2009年 カナダ・フランス・アメリカ 96分

監督:アトム・エゴヤン 脚本:エリン・クレシダ・ウィルソン

出演:ジュリアン・ムーアリーアム・ニーソンアマンダ・セイフライド、マックス・シエリオット

ストーリー・概要(映画.comより)

大学教授の夫と息子の3人で幸せな人生を歩んできたキャサリンだったが、ある日、夫の携帯電話に教え子との浮気を思わせるメールを見つけてしまう。疑心暗鬼にかられたキャサリンは、偶然知り合った若く美しい娼婦のクロエに夫を誘惑させ、夫がどんな行動を取るかを報告させようとするが……。「スウィート ヒアアフター」のアトム・エゴヤン監督が、ジュリアン・ムーアリーアム・ニーソンアマンダ・セイフライドを起用して描く愛憎と官能のサスペンス。

 

小悪魔に翻弄されるマダム

若くて綺麗な娼婦を雇って夫を誘惑させるなんて、自分もダメージを受けかねん行動にちょっとびっくり。

いや、若い子を選んでいる=自分の老いを自覚せざるを得ないってことになるんだから、既にダメージくらってます。

大ダメージですよ!

何ていうかもう、刺し違える覚悟。とことん自虐的。

パートナーの携帯チェック(?)もそうなんですが。

その玉砕覚悟の行為に、何のメリットがあるんだ?といつも思ってしまいます。

そんなことしても、幸せにはなれんぞ!!

 

アマンダ・セイフライド演じるクロエは抜群に美しかったです。輝いてました。

常にキャサリンジュリアン・ムーア)と対比させられているせいか、他の出演作よりも何割増かで美人に見える気が。

 ジュリアン・ムーアさんすみません。あなたは勿論お美しいしファンだし大好きなんですっ…!(苦しいフォロー)

 

あとクロエのファッションが凄く素敵で似合っていました。

淡いピンクとかふわっとした色合いが多めな小悪魔ファッションでありながら、

品があって、あくまでもサスペンス感を乱さない服装。

あのコートとか、特に可愛かったです。

 

序盤から鏡やガラスを用いたシーンが多数登場し、

それがクロエの妖艶さ、キャサリンの心許なさをより強調していたと思います。

ミステリアスな雰囲気にグイグイ引き込まれる作品でした。けっこう好き。