アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生
原題:Annie Leibovitz: Life Through A Lens 2007年 アメリカ 83分
監督・脚本:バーバラ・リーボヴィッツ
概要(映画.comより)
ジョン・レノンが凶弾に倒れる数時間前に撮影されたポートレートや妊娠中のデミ・ムーアのヌード写真をはじめ、世界中のセレブリティをカメラに収め続けてきた女性写真家アニー・リーボヴィッツ。彼女の妹であるバーバラ・リーボヴィッツがメガホンを取り、その活動と素顔に迫ったドキュメンタリー。撮影現場の様子や被写体となった人々へのインタビュー、さらにこれまでの人生を振り返り、ひとりの女性としてのアニーの生き方を浮き彫りにする。
「人生」については内容薄め…?
何年か前に、裸のジョン・レノンが妻オノ・ヨーコに抱きついているかの有名な写真を見たときは、「なぜ裸?」とか「なんで抱きついてんの?」とか「何かコワい」とか色んな感想を抱いたのですが。
わけがわからなくっても、妙に印象に残る写真でした。
その写真を撮った方こそアニー・リーボヴィッツ。
一体どういう人なのか興味しんしんだったのですが、画面に登場したのはガタイが良くって一見男性みたいな女性でした。おまけに髪はボッサボサで服装にも頓着していない感じ〜。そんな人が、仕事場に小さいお子さんを抱えてやって来るんです。
うーむ、なんか凄そうな人だぞ。
彼女がどうやって有名になっていったか、時代を追って語られる関係者の証言と平行し、現在の仕事(主にキルスティン・ダンスト主演『マリー・アントワネット』の撮影)ぶりも垣間見れます。
被写体としてジュリア・ロバーツも登場しましたが、え?なんか不機嫌…?
素のジュリア・ロバーツは怖かったです。
いやしかし、アニー・リーボヴィッツさん。知れば知る程、タフでエネルギッシュ。
とにかく忙しそうで、一体この人いつ子育てしてるんだろと思いました。
ほんと「超人」って言葉がぴったりくるような人です。
パートナーであったスーザン・ソンタグについては、もう少し踏み込んで欲しかった。彼女との関係性がどうもぼんやりとして、分かりづらかったかなあ。