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Smokeblue Theater

映画の備忘録

大いなる休暇

あ行

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原題:La Grande seduction 2003年 カナダ 110分
監督:ジャン=フランソワ・プリオ 脚本:ケン・スコット
出演:レイモン・ブシャール、デヴィッド・ブータン、ブノワ・ブリエール、ピエール・コラン、ルーシー・ローリア、ブルーノ・ブランシェ、リタ・ラフォンテーム、クレモンス・デロシェ、ドナルド・ピロン、ケン・スコット

ストーリー・概要(映画.comより)

カナダの小さな島を舞台に、青年医師と島の人々のユーモラスな交流を描いたハートフル・コメディ。監督は、本作が初の長編映画となるジャン=フランソワ・プリオ。過去にはCM業界で多数の作品を手がけ、カンヌ広告映画祭でシルバーベアー賞を受賞したことがある。
カ ナダ・ケベック州の小さな島、サントマリ・ラモデルヌ島はかつて漁業に栄え、活気に溢れていた。しかしその繁栄も虚しく、いまやほとんどの島民はわずかな 失業手当に頼る生活を余儀なくされている。ある日、この島に大規模なプラスチック工場誘致の話が持ち上がる。狂喜乱舞する島の人々。これで、みんながまた 仕事に就ける! しかし、工場建設には1つ重大な条件が…。それは「島に定住する医師がいること」。慌てふためく島民たち。そう、サントマリ島には「お医者さんがいない」のだ!島民たちはもう4年以上、医者に会ったことがない。困り果てたその時、本土に行ってしまった元町長の協力で、一人の若き青年医師クリストファー・ルイスが島にやって来ることになった。これぞ絶好のチャンス!なんとかしてドクター・ルイスに島への定住を決意させなくては…。そのためにはサントマリ島がいかに素晴らしく、理想の島だということをアピールしなければならない。なんとかルイスに島を気に入ってもらおうと、町長のジェルマンを筆頭にアンリやイヴォンら島民たちは頭をひねり一致団結。いよいよ愛する島を救うための、ウソで塗り固めた大芝居が始まる。

 

島民の団結力を見よ!

島民のほとんどが生活保護で生活(そんなことあるの?)しているので、
職場としてプラスチック工場ができれば大助かり。
そんなわけで、みんなとにかく必死に誘致活動を行うのです。
しかし問題は山積みで…
工場建設の条件として、やはり一番には「医者がいること」なのですが、実は他にも色々あった。
例えば人口が220人以上必要なのに、なんとこの島は人口120人(全然足りてなーーい!)。
120人を220人いるように見せかけるべく、島民総出で大移動するシーンが笑えました。
いやいや凄すぎるでしょ町長の指揮力!そしてあっぱれな島民の団結力!

こういったかなり強引な計画のおかげで、最後の方ではやっぱり真実が医者にバレてしまいます(無理もない)。
今まで騙していた相手にむかって、なぜか逆ギレ気味に町長が吠えます。
「金(生活保護)を受け取る度に、わしらは誇りを失ってゆく」と。
ちょっと心に刺さります。でも、そのお医者さんは完全に被害者だってーの!

冒頭シーン(まだ島が漁で生活できていた過去の話)とラストシーンが上手くつながっていて良いかんじでした。

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