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Smokeblue Theater

映画の備忘録

アルバート氏の人生

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原題:Albert Nobbs 20011年 アイルランド 113分
監督:ロドリゴ・ガルシア 脚本:グレン・クローズ、ガブリエラ・プレコップ、ジョン・バンビル
出演:グレン・クローズミア・ワシコウスカアーロン・ジョンソンジャネット・マクティアブレンダン・グリーソン
ジョナサン・リース=マイヤーズ、ポーリーン・コリンズ、ブロナー・ギャラガー、ブレンダ・フリッカー

ストーリー・概要(映画.comより)

「彼 女を見ればわかること」「美しい人」のロドリゴ・ガルシア監督が、自由を得るために男性として生きなければならなかったひとりの女性の姿を描いたドラマ。 主演のグレン・クローズは2011年・第24回東京国際映画祭の最優秀女優賞受賞(映画祭上映タイトル「アルバート・ノッブス」)、第84回米アカデミー主演女優賞ノミネート。
独 身の女性が自立して生きることがまだ許されていなかった19世紀アイルランドのダブリン。人付き合いを避けて静かに暮らす内気な執事アルバートは、貧しく 孤独な生活から逃れるため、性別を偽り男性として生きる道を選んだ女性だった。しかしある日、ハンサムなペンキ屋のヒューバートと出会ったことから、アル バートは自らを偽り続けて生きることに悩み始める。

 

生きるために、男であることを選ぶ

お屋敷の執事アルバートさん。
冒頭シーンにて、周囲への気配りが抜群で仕事のできる人物だということがよく分かります。
このアルバートさん、実は女性。
面差しは確かに「あ、女性だな」という感じなのですが、基本的に小柄なおじさんにしか見えません。
見事な役作りだなーと思っていたら…!

その後登場するヒューバートという人物のせいで、このアルバート氏の男装が霞んでしまうという事態に。
というのも、実はこのヒューバートもアルバート氏と同じ「男装」の女性だったんですが、
悲しいかなこちらの男装っぷりの方が、はるかに凄いのです。
まず、そのガタイ!
背丈は、ぱっと見180センチくらいありそうだし、肩幅も広ーい!声も低ーい!
大柄な役者さんを選んだんでしょうが、男性的演技も見事でした。
タバコを吸う仕草とか、完全に男ですねー。

アルバート氏が、男でいることに若干のやりづらさを感じているように見える一方、
ヒューバートは実にリラックスしており、男の人生を楽しんでいるように見えます。

そんなヒューバートと仲良くなる内、自分の素直な気持ちについて考え始めるアルバート氏。
それは、同じお屋敷で働くメイドのヘレン(ミア・ワシコウスカ)への密かな恋心…
って、ちょっとちょっとアルバートさん?
あなた生きるために男装しているんじゃなかったか?女性が好きなの?どういうことー!?
と面食らったのですが。
きっとアルバート氏は長いこと男性としての人生を生きているうちに、自分自身を見失ってしまったのだろうと、無理やり解釈をつけることにしました。
それがあの悲しいラストシーンにつながってくるのかしらと。

それにしても、最近観る作品にやたら出てくるミア・ワシコウスカ
選んだらついてくるんですよミアが!おまけのように!
頑張ってんな~ミア。好きですミア。

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