Smokeblue Theater

映画の備忘録

モスダイアリー

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原題: The Moth Diaries 2011年 カナダ・アイルランド 82分
監督・脚本:メアリー・ハロン
出演:リリー・コールサラ・ガドン、サラ・ボルジャー、スコット・スピードマン、ジュディ・パーフィット

ストーリー・概要(映画.comより)

アメリカン・サイコ」「ベティ・ペイジ」のメアリー・ハロン監督が、全寮制の女子校を舞台に描くゴシック・バンパイア・ミステリー。父親の自殺がトラウマに なっているレベッカは、人生をやり直すため古いホテルを改装した寄宿学校に入り、そこで出会った明るく無邪気なルーシーのおかげで幸せな時間を過ごせるよ うになる。しかし、ヨーロッパからやってきたミステリアスな転校生エネッサとルーシーが仲良くなり、それ以降、ルーシーは日に日にやつれていく。レベッカ は、エネッサの行動から彼女の正体はバンパイアなのではないかと疑うが……。出演は「Dr.パルナサスの鏡」のリリー・コール、「コズモポリス」のサラ・ガドン、「イン・アメリカ 三つの小さな願い事」のサラ・ボルジャー。

 

ヴァンパイアって、何だっけ?

まず、リリー・コールの眉毛にビックリなんですけどー。
まるで紙で作って貼付けたような眉毛。
相変わらず顔面インパクトが強めです。
そんなリリーは、ミステリアスな女子高生役。
ミステリアスさは十分だけど、女子高生て…。他の皆より頭一つ飛び抜けておりました。

転校生のエネッサ(リリー)がやって来た途端、全寮制の女子校では不吉なことばかり起こります。
ちょうど授業でヴァンパイアについて学んでた主人公は、エネッサがヴァンパイアじゃないかと疑い始めます。

エネッサは確かに不気味ですが、彼女がやっぱりヴァンパイアだった!という決定的なシーンは特になし。
エネッサがベッドでルーシーを襲ってるような、まぐわってるようなところを主人公が目撃しちゃうシーンとかはあるのですが。
何をしとるのか、よく見えん!
ルーシーがなぜ少しずつ衰弱していくのか、そもそもエネッサはどうして人を衰弱させたり操ったりしてるのか、もう全てが謎。

何か、全体的にフワッとしている…。
ヴァンパイア的描写がフワッとしてるんです!
雰囲気だけで、押し進めてるかんじ!
後半は特にグダグダでした。
教師と生徒の恋愛要素とか、取って付けたような設定もちょっと幼稚。

ヴァンパイアってどういうものだっけ?と首を傾げてしまうような映画でした。