Smokeblue Theater

映画の備忘録

ニュースの天才

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原題: Shattered Glass 2003年 アメリカ 94分
監督・脚本:ビリー・レイ
出演:ヘイデン・クリステンセンピーター・サースガードクロエ・セヴィニースティーヴ・ザーンハンク・アザリア
メラニー・リンスキーロザリオ・ドーソン

ストーリー・概要(映画.comより)

98年、政治雑誌「The New Republic」誌の最年少記者スティーブン・グラスはスクープを続々執筆して注目を浴びるが、彼の記事がすべて捏造だったことが判明する。この実話に ついてのピューリッツアー賞作家バズ・ビッシンジャーの記事を原案に、「ボルケーノ」「ジャスティス」などの脚本家ビリー・レイが脚本を執筆して監督デ ビュー。主演は「スター・ウォーズ エピソード3」のダースベイダー役ヘイデン・クリステンセン

 

いいわけ王子

大統領専用機に唯一備え付けだという雑誌「ニュー・リパブリック」の記者が、まさかのスクープ記事捏造。
それも、一度や二度ではない。自身が担当した記事のほとんどが捏造。
おまけにこれが実話だというから驚き!
例えば私たちが普段見ているニュースの中に「嘘」が混じってたら(それも何個も)と考えると、けっこうとんでもない事だと思います。

ハッカー達の集会」というありもしない事件を捏造しちゃった記者スティーヴン・グラス。
ただこの青年、捏造という大胆なことをやっとる割に、ツメが甘いような気がするんですよね~。
何かもっと切り返しの上手い、頭のキレる人物を想像してましたけど。
ライバル社の記者や上司に詰め寄られた時の言い訳が苦しすぎる~!
そういった質問は想定してなかったのかなって思っちゃいました。
最初の方は仕事のできる爽やかな若者だったのに、だんだんと情緒不安定になっていく主人公。
しまいには、上司に「本当のこと言わんかい」と迫られ「僕を信じてくれないんならもういいっすよ!」と逆ギレだー!
ニュースの天才」の姿はどこへやら… まるで子供のようなのでした。
クライマックスでは別人のように意気消沈していて、哀れでした。
追い込まれた人間の姿がああなのだと言われれば、それはそれで上手く描けているような気もするけど…。
ヘイデン・クリステンセンの、見た目青臭い感じがスティーヴン・グラスという人物像にマッチしていてとても良かったです。

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