タロットカード殺人事件
原題: Scoop 2006年 イギリス 95分
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:スカーレット・ヨハンソン、ヒュー・ジャックマン、ウディ・アレン、イアン・マクシェーン、
チャールズ・ダンス、ロモーラ・ガライ、フェネラ・ウールガー、ジュリアン・グローバー、ビクトリア・ハミルトン
ストーリー・概要(映画.comより)
ウッ ディ・アレンが「マッチポイント」に続き、スカーレット・ヨハンソンをヒロインに据えて製作したミステリー・コメディ。
ジャーナリスト志望の女子大生サン ドラは、友人と訪れたマジックショーの最中に、新聞記者の幽霊からあるスクープを耳打ちされる。それは、現在ロンドンを騒がせている連続殺人鬼に関するものだった。サンドラは幽霊出現のきっかけをつくったマジシャンのスプレンディーニと共に、事件を調べ始めるが……。
三途の川と、赤い水着
『マッチポイント』に続き、ヒロインがスカーレット・ヨハンソン…。
ウディ・アレンがもうすっかり、スカーレット・ヨハンソンにロックオン!ですよ。
美貌に加え、シリアスからコメディまで演技の幅が広いのも、きっと気に入られた理由のひとつであろう。
まあ、美貌か演技力かはたまたボインか、監督が何を最重視してるのかは、知りませんけど。
3つとも全面に押し出してきたので、正解は「全部」かもしれません。
確かにスカーレット・ヨハンソン、良かったと思います~。
ウディ・アレンとの掛け合いが面白かったな。
掛け合いとはいっても、いつも通りウディがほとんど一人でうだうだと喋ってるだけですけどね!
スカーレット・ヨハンソンはただ適当にじじいをあしらってるだけ!
カムフラージュのため、「父娘」を装う二人ですが、どう見たって「じじいと孫」でしたね。
ほんのちょっとだけでしたけど、水着姿も素敵でした。真っ赤な水着!
ビキニではなく、あえてのスクール水着タイプだったのがグッときました。
ヒュー・ジャックマンも、きっとグッときていたと思います(適当)。
「殺人事件」とタイトルに入ってはいても、すごくノリが軽くて楽しい作品です。
冒頭から、もう面白い。
だって冒頭が「三途の川を渡る舟」のシーンですよー。
イギリスにも三途の川ってあるんだなーと、なんか変なところで和んじゃいました。
そして終わりのシーンにも再び「三途の川」。この結び方は、けっこう好きです。