ハンナ
原題:Hanna 2011年 アメリカ 111分
監督:ジョー・ライト 脚本:セス・ロクヘッド、デヴィッド・ファーラー
出演:シアーシャ・ローナン、エリック・バナ、トム・ホランダー、オリヴィア・ウィリアムズ、
ジェイソン・フレミング、ジェシカ・バーデン、ケイト・ブランシェット
ストーリー・概要(映画.comより)
「つぐない」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナンが、同作のジョー・ライト監督と再びタッグを組んだサスペンスアクション。フィ ンランドの山奥で元CIA工作員の父に戦闘技術を徹底的にたたき込まれて育った16歳の少女ハンナは、ある任務のためヨーロッパを旅立つ。しかし、父のか つての同僚でCIA捜査官のマリッサがハンナを執ように追跡する。父親役でエリック・バナ、ハンナにまつわる秘密のカギを握るマリッサ役でケイト・ブランシェットが共演。
また心臓外しちゃった。
シアーシャ・ローナンちゃん可愛い。
色素の薄い、北欧系の顔立ちってもともと好きなんですが、そのタイプで『戦う女の子』は珍しい気が。
冒頭のモフモフした衣装(イラストのやつ)が可愛くってよく似合ってましたが、この衣装、最初だけでしたね。
ずっとフィンランドの山奥でバトルする映画かと思ってたら、違ったんだもの。
フィンランドから連れて来られた施設を脱走したハンナは父親と再会すべくドイツを目指します。
モロッコ(…かなあ?)からスペイン→フランス→ドイツと移動していくようすはちょっとロードムービー的。
ただ逃げてるシーンが多かったせいか、ハンナが”異常に強い”かんじはしなかったなあ。
この点に関してはもう少し戦闘シーンが観たかった。
ハンナは生まれてからずーーっと山奥で育てられてきたので、外界のことは本や父親の話でしか知らないのです。
そんなわけで逃亡中の宿屋で、電気が点いたりテレビがついたり扇風機が回ったりお湯がピーと沸いたりしてパニック状態になるハンナですが、
まずここで思った。
ハンナの親父よ、外国語とかよりも電化製品の実地訓練をさせんかい!と。
それから、対・人のコミュニケーション術も教えとかんかい!と。
かな~り不審がられてましたよ、宿屋の主人にも。
若い娘には「不思議ちゃん」で通ったからいいものを!
まあ、ハンナは悪くないです。ハンナの親父が悪いんです。
あとケイト・ブランシェットは知的な親玉役が似合っていましたね。
あんなおっかない歯みがきシーンを見たのは生まれてはじめてです。