Smokeblue Theater

映画の備忘録

ゴシカ

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原題:Gothika 2003年 アメリカ 97分

監督:マチュー・カソヴィッツ 脚本:セバスチャン・グティエレス
出演:ハル・ベリーロバート・ダウニー・Jr.、ペネロペ・クルス、チャールズ・S・ダットン、ジョン・キャロル・リンチ、バーナード・ヒル、ドリアン・ヘアウッド

ストーリー・概要(映画.comより)

記憶を失った女性犯罪心理学者が、夫殺害の容疑で収監されたうえ自分の心を操ろうとする何者かの存在に苦しめられる心霊スリラー。出演はオスカー女優ハル・ベリーロバート・ダウニー・Jrペネロペ・クルス。監督は俳優としても活躍する「クリムゾン・リバー」のマチュー・カソヴィッツジョエル・シルヴァーロバート・ゼメキスが設立したホラー専門プロダクションのダーク・キャッスル・エンタテインメントが製作した。

 

誰も信じてくれない~!

怖かったです。ゴシカ。
何が起こってるんだかわからない怖さといいますか。
「どーなってんの!?どーなってんの!?」と言いたくなる怖さといいますか…。
夜に観てしまったのがまた、いけなかった。
ハル・ベリーのビクビク顔が、こっちまで伝染!
ハル・ベリーの演技は何だか気合い入ってました。

精神分析医として、女囚クロエのカウンセリングを行う主人公ミランダ。
「悪魔にレイプされた」と怯えた様子で主張するクロエをミランダは信じない。
ある夜謎の少女を目撃したミランダは、気がついたら自分が勤務する精神病棟内に拘束されていた…。
この突然”気付いたら病院内”って状況に、ミランダ同様混乱しましたね~。

「私はどこもおかしくない、だから話を聞いとくれー!」と言っても、周りの職員は「はいはい」という対応。
ミランダは自分がカウンセリングを受ける立場になって、精神病患者の主張なんて誰も信じてくれないということを体験するのです。
そこへクロエがやってきて、「ほれ見ろ」と言わんばかりの表情。

ペネロペ・クルスはいつものセクシーさを封印し、すっぴん(かな?)でクロエを演じておりました。こちらの怯え顔も、なかなか良かったです。