アーティスト
原題:The Artist 2009年 フランス 101分
監督・脚本:ミシェル・アザナヴィシウス
出演:ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ペネロープ・アン・ミラー、ミッシー・パイル、マルコム・マクダウェル
ストーリー・概要(映画.comより)
2011年・第64回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した白黒&サイレントのラブストーリー。舞台は1927年のハリウッド。スター俳優のジョージ・バレンタインは若い端役女優のペピー・ミラーを見初めてスターへと導くが、折しも映画産業は無声からトーキーのへの移行期。無声映画に固執し続けるジョージが落ちぶれていく一方で、ペピーはスターダムを駆け上がっていく。監督は06年の第19回東京国際映画祭グランプリ受賞作「OSS 117私を愛したカフェオーレ」のミシェル・アザナヴィシウス。第84回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞ほか5部門を受賞。フランス映画として初の米アカデミー作品賞受賞作となった。
堪能!サイレント映画
いや~サイレント映画なんて、生まれてこのかた初めて観ましたよ!
でもおそらく、この作品がなければ自らサイレント映画を観ようとは思わなかったので、良かったのかも。
音声がない分、役者さんたちの表情はいきいきしまくってます。
オーバーなリアクションも、上イラストのようなロマンティックな演出もクラシカルで、それでいてすごい楽しい!
始まって数分で、サイレント映画に対する不安感は消え去りました。
ジャン・デュジャルダン(言いづらいなー、もう)やベレニス・ベジョはもちろん良かったのですが、一番凄かったのは、あのお犬様だったと思う~。
健気にご主人様を助けていましたね。人間も真っ青の演技でしたけど。
この犬、パルムドールの犬版「パルム・ドッグ」を受賞したのだとか。
受賞者ですよ。
ジャン・デュジャルダンはアカデミー主演男優賞を取ったから、
ジャン > 犬 > ベジョ
というわけです。(←どういうわけ?)
犬のギャラが気になります。