Smokeblue Theater

映画の備忘録

マッチポイント

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原題:Match Point 2005年 アメリカ 124分
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ジョナサン・リース・マイヤーズスカーレット・ヨハンソンエミリー・モーティマーブライアン・コックス、ペネロープ・ウィルトン、マシュー・グード

ストーリー・概要(映画.comより)

アニー・ホール」「マンハッタン」のウッディ・アレンがニューヨークを離れ、イギリスで作り上げたラブ・サスペンス。ロンドンの上流社会を舞台に、元プロテニス・プレイヤーの野心家クリスが、成り上がり、そして転落していく様を、結婚や仕事の成功など人生における様々な決断を通して辛辣に描く。主演クリスには「M:i:III」のジョナサン・リース・マイヤーズ。クリスの運命を狂わせるノラにはスカーレット・ヨハンソン。第78回アカデミー賞で脚本賞ノミネート。

 

人生は、運しだい

ネットを行き交うテニスボールのアップ。
何度目かのラリーで、ボールがネットに当たる。
相手コートに入るか、自分のコートに落ちるか、ボールの行方は?
ここまでくると、後は運しだい。
この冒頭シーンの通り、『マッチポイント』の主人公もこの後「運しだい」の結末を迎えることになるのです。

ウディ・アレンのわちゃわちゃしていない、シリアスタッチの作品。
「見慣れんな~」と思ってましたが、観始めるとこの路線もけっこう好きかも、と思いました。
まあ、テニスにひっかけたテーマがなければ、ただの不倫のメロドラマみたいではあるけど。
そこは映画らしくまとまっていたし、スカーレット・ヨハンソンの魅力も大きかったと思います。
当時21歳で、この魔性の女っぷり。
男を狂わせまくっています。いやすごい。

そんな彼女の私生活も含めた魔性歴を特集した記事です↓
スカーレット・ヨハンソン“魔性”の小歴史

注目すべきは2005年12月。
「マッチポイント」ロンドンプレミアでドレスがセクシーすぎるとウッディ・アレンに注意を受ける。

…爺さんに怒られてます。もう、孫娘扱いですよ。
どんなドレスだったんでしょうね。