フローズン・タイム
原題:Cashback 2006年 イギリス 102分
監督・脚本:ショーン・エリス
出演:ショーン・ビガースタッフ、エミリア・フォックス、ショーン・エバンス、ミシェル・ライアン
ストーリー・概要(映画.comより)
ファッション誌のフォトグラファーとしても活躍するイギリスの俊英ショーン・エリスが、アカデミー賞にノミネートされた自身の短編作品を長編映画化。失恋によるショックから不眠症になった画家志望の青年ベンは、仕方なく24時間営業のスーパーでアルバイトをはじめる。ところが、そこで働いているのは変わり者ばかり。相変わらず眠ることができず精神的に限界に達したベンは、ある日自分以外の世界の時間が止まっていることに気付き……。
時よ美しく止まれ
美大生の主人公が、ある日時を止めることができる特殊能力に目覚めるという『HEROES』みたいな話ですが。
SF臭は皆無!です、念のため。
監督が写真家というのも納得の、映像美。
時が止まったり、動いたり、ゆっくりになったりと、時間の流れに関する演出がことごとくナイスでした。何となくミュージック・ビデオ風ですな。
もともと監督のショーン・エリスが、「説明過多の映画に飽きた」という思いのもと制作したらしく、その言葉通り完全にヴィジュアル命の映画です。
バイト先のスーパーマーケットにて、時を止めてる間に女性の服を脱がせ、デッサンする主人公…
止まってるから、近づき放題、デッサンし放題!
毛穴まで見放題!!
主人公の青年の見た目が草食系なので普通に見てましたが、このシーン。
よくよく考えるとかなり、変態ぽいです。